ベトナム

ホーチミン空港でぼったくり「タクシー」被害【対処法:Grab一択】

こんにちは。@コマロンです。

ベトナムでは、日本人観光客をはじめ外国人観光客狙った、ぼったくり被害が多く報告されています。

特に、ホーチミン・タンソンニャット国際空港で多発するぼったくりやスリの被害が後を絶ちません。

ベトナムの観光において主な交通手段はバスやタクシーですが、バスはバイクの粗い運転がもたらす渋滞によって運行時間はあてにならない状態です。そのため観光客にとって、重要な交通手段はタクシーとなります。ベトナムのタクシーは日本と比較して価格も安く台数も多いため、利用しやすい交通手段となります。

その一方で、高額請求・ぼったくりを行うタクシー被害が多発しています。

わたしも、今回かなり気をつけてはいたんですが、空港に到着してすぐにタクシーに乗ったところ、高額請求されました・・・。
ベトナムのぼったくり被害は多いんだね!!
はい。決まった料金を決まった場所で払うという日本の常識に慣れていたわたしにとって、ぼったくりされるって結構ショッキングな経験でした・・・。

今回の旅行先、ベトナムに限らず途上国の旅行では珍しくないトラブルで、旅行者が集まる観光地ではリスクが高くなります。

現地の適正な値段の把握が難しいタクシー、ツアー、お土産物などは十分な注意が必要です。

ここでは、なぜわたしが「あんなに気をつけていたのに」ぼったくりに遭ってしまったのか、またぼったくりに遭わないためにできる対処法について、考察しています。

今後のホーチミン旅行の参考になれば幸いです。

そもそもホーチミンの空港は治安が悪いの?

タンソンニャット国際空港

ベトナム最大の商業都市ホーチミン市にある国際空港は、タンソンニャット国際空港となります。

市内中心部から約7kmほどの距離に位置し、タクシーやバスで20分〜30分と利便性の高い空港でもあります。

ホーチミンを訪れる際には、必ず通るのがタンソンニャット空港となります。
ホーチミンの空港は治安が悪いのかな?

世界の空港ワースト10にランクイン

ハノイのノイバイ国際空港が「ワールドエアポートアワード2019」で82位にランクインしたのとは対照的に、タンソンニャット国際空港は世界の空港ワースト10にランクインしたこともあります。

しかし、データは2015年のものなので、現在は治安は向上しているのかも知れません。

とはいえ、ぼったくりタクシーやスリの被害報告が今も多発していることは間違いないです。

タンソンニャット国際空港は治安が悪い事で結構有名です。特に、空港から市内へのタクシー移動では、ぼったくりが多発しています。一般的には空港を出て到着ロビーからタクシーに乗り込むみますが、それがトラブルの原因のようです。また、衛生面が安定していないことも、ランクインの要因となっているようです。
そうだったんだ・・・。タンソンニャット国際空港は特に気を張って通らないといけないんだね。。

ベトナムのタクシートラブルの例

メーター改造

通称「白タク」と呼ばれる違法タクシーに多いのがメーター改造です。

乗っている間にメーター料金が跳ね上がります。

対策としては白タクを利用しないのがベストですが、万一乗ってしまった場合は、すぐに下りてください。

すでにとんでもない金額になってしまっている場合は、相場の料金を支払って、タクシーを後にしましょう。

ドライバーは声を荒げて威嚇してきますが、何も分からないフリをして、無視するのが一番です。

もし無視できない状況であれば、できる限り値段交渉を講じて見てください。

白タクとは・・・タクシー会社のライセンスを所持していなく、個人でやっています。

今回の旅では見かけることはなかったのですが、車体にはまったくペイントされていないシンプルなもの。会社のロゴも見せかけで、電話番号はシールもしくはマグネットで張り付けているだけです。この程度なら見分けはすぐにつきますが、中には本物と見分けがつかないものもあります。

遠回り

これはタクシートラブルの中で一番判断するのは難しいです。地理感覚のない旅行者は、そもそも遠回りされているかどうかも分かりません。

ホーチミン市内はタクシーが入れない道や一方通行の道が非常に多く、渋滞回避のため意図的に遠回りしていることもあります。

ドライバーに聞いてみるのもありですが、ほとんどは英語が通じないので、タクシーに乗ってしまったらドライバーに任せるしかないのが現状ですね。

目的地までの相場と距離を「Google MAP」であらかじめググっておいて、異変を感じたらすぐ降りましょう。

「お釣り」をごまかす

ベトナムは長年のインフレーションによって、貨幣価値が日本とはかなり異なります。

よく使われるお札は以下です。

  • 10,000ドン=約50円
  • 20,000ドン=約100円
  • 200,000ドン=1,000円
  • 500,000ドン=2,500円
0が多くて、数字が大きいのでお札の渡し間違いや、受け取り間違いが多そうだね。
はい、注意しないと、お釣りをごまかされます。お札の種類が多い上に絵柄はみんなホーチミンさんの顔なので旅行中はずっと計算に困りました。

ドライバーが、親切なふりして財布に手を入れてくることもあるので、断固阻止してください。

また、お釣りの紙幣を誤魔化されるだけではなく、悪質なドライバーでは偽札を釣りでわたす者もいます。

偽札は仏教の供え物として使うどこにでも売っているものですぐに分かりますが、夜ですとタクシー車内では見分けがつかないときもあります。

お釣りを確認せずに財布に入れないようにしてください。

置き引き

タクシーの車内には、運転手の名刺やカードが設置されていますので、まずは名前を確認して覚えておきましょう。

また、いざというときのために、車のナンバーも記憶しておくことも忘れずに。

もしトラブルや被害に遭われた場合、すぐに領事館(ホーチミン)および大使館(ハノイ)に行って事情を報告してください。

また、滞在先のホテルのフロントに頼んでタクシー会社に連絡してもらうのも一つの手段です。

戻ってくる可能性は少ないですが、わずかな希望を捨てずに行動に出てください。

今回わたしが引っかかってしまったのは、以上のタクシートラブルの例にはない、巧妙な手口だったのです・・・。
今のぼったくりは、どんどん巧妙化されているんですね。
さて、どうやってわたしは「あんなに気をつけていたのに」ぼったくり被害に遭ってしまったのでしょうか?
これから話す内容は、すべてわたしが体験した実話となります。

最近のぼったくりタクシーは巧妙。全て実話です。

タンソンニャット空港到着

日本からはるばる約6時間かけてホーチミン・タンソンニャット空港到着。

沢山のベトナムの方達がお出迎え

空港の外では沢山のベトナムの方達がお出迎えに来ています。

わたしは、タクシーに乗ってホテルへ向かうため、空港出口を出て左側にある「タクシー乗り場」を目指しました。

タクシー乗り場に行く途中に、何度も「タクシー??」とキャッチが話しかけてきます。

看板

相手にする必要は無いので、完全無視でタクシー乗り場に向かいました。

制服を着ていても偽物の可能性が!

タクシー乗り場

タクシー乗り場付近に近づくと、制服を来た女性のキャッチに話しかけられました。

わたしは、タクシー会社の係員だと疑いもせず案内されたタクシーに乗車することにしました。

ここが落とし穴でした・・・。
今までの流れ的に順調そうに見えたけど、何がダメだったの?

近年、空港付近では制服を着てタクシー会社の係員を装ったぼったくり被害が報告されています。

安心感と信頼感に付けこみ逆手に取って利用する巧妙な悪どい手口ですので要注意です。

要するに、タクシー乗り場で話しかけてきた制服を着た女性は偽物だったのです。
それは悪質だね!!
絶対分からないよ・・・

かなり気を張っていたのですが、制服を着ているということだけで安心・安全だと、完全に信頼してしまったわたしは「この人は、タクシー会社の係員だから安心できる!」と疑いもせずにタクシーに乗車してしまったのが失敗ですね。

これも自己責任ですが、緊張が解けてぼったくりタクシー防止カードも出すことさえ忘れておりました。
ぼったくりタクシー防止カードを出していればこんなことにはならなかったのかも。

途中で異変に気付く・・・

そのことに気づいてない、この時のわたしはというと・・・。

制服を着た女性のキャッチにこちらのタクシーを勧められ乗車。

タクシーの名前は、「SAIGON TOURIST TAXI」。(※このタクシーには、乗らないように注意してください。)

荷物を積んでタクシーに乗車したわたしは、今回のホーチミンでの滞在先のホテル「レヴェリーサイゴン」と運転手に行き先を告げ、発進しました。

軽く同行者と今後のホーチミンの観光先のプランを練りながら、しばらく談笑していました。

フッと思い出したかのように何気無くメーターの方に目をやると、料金メーターが作動していないことに気づきました・・・。

完全にこちらのミスです。
この時点で、ぼったくられることは覚悟しました。
何か対処方法はないの?
値段交渉は通じないし、抵抗すると襲われる可能性もあります。
もう勉強代だと思って諦めるしかありませんね。

ぼったくりタクシーでは値段交渉は通用しない

メーター

料金メーターが作動していない様なので、ドライバーに英語で指摘しました!

「今すぐメーターを作動させて!」

タクシーの運転手は、

「ホーチミン中心部まですぐだろ。」
「俺はメーターを作動する気は無い。」

と、もちろん聞く耳を持ちません。

それでもわたしは目気ずに、交渉を試みるも最初は英語だったのに、タクシーの運転手は訳のわからないベトナム語でごまかすのみ。

無事に「レヴェリーサイゴン」まで辿り着けたのですが、請求された額は、800000VDN(80万ドン)。

日本円にして約4000円です。

空港から市内中心部までのタクシー相場

空港からドンコイ通り(市内中心部)までのタクシー相場は以下になります。

  • 所要時間:30分
  • 料金:約17万VDN〜19VDN(空港敷地内の入場料が1万VDN込み)。

通常料金ですと、日本円にして800円〜1000円以下ですのでかなりの高額請求となります。

せっかくの海外旅行に気分は台無し。
わたしは、この時ベトナムのタクシーにはもう乗らないと決意しました!!

ぼったくり被害を見事回避

ぼったくり被害を見事回避

しかし、わたしはこの危機を回避することに成功します。

回避方法は、以下です。

ホテルから少し距離をとって到着したタクシー運転手は、

「お金を払わないと降ろさない。」
「800000VDN(80万ドン)よこせ。」

と言ってきます。

ここで、わたしは払う素振りを見せます。
交渉は聞いてくれないので、ホテルマンに事情を説明して「説得してもらおう!」と思った為。

「わかった。」
「払うから話を聞いてほしい。」
「今、持ち合わせが20万VDNしかない。」
「ホテルでお金を降ろせるか聞いてくるから、ちょっと待ってて!」

そう言って、わたしはタクシーを出ました。

運良く、ホテルマンが荷物を降ろしに来てくれたので、事情を説明するとタクシーはそそくさと逃げて行きました。

結果、料金も約1000円ほどでぼったくられずに済みました。

ぼったくり被害に遭わない対処の方法

日本領事館発行、ぼったくりタクシー防止カードを利用する

在ホーチミン日本国総領事館のWEBサイトでは、タクシー利用時に便利な「ぼったくりタクシー防止カード」を発行しています。

これは、「目的地」「タクシー会社名」「車両番号」を記載して、運転手に「私は領収書が必要です」という意思表示をするカードとなっています。

運転手に対して行き先を指示するとともに、領収書を求めることで、自然な形でぼったくり行為を行わせにくい環境を作り出し、犯行抑止効果が期待できるというもの。

領収書には車両番号や支払金額、運転手署名などを記載する必要があるため、悪質ドライバーの場合、何かと理由をつけて領収書の発行を渋ります。

そのため、領収書の発行に難色を示すドライバーのタクシーは乗車をやめましょう。

降車後、会社名と車体番号を控えているので、何か問題があった際に犯行車両および犯人を特定することになるため、大切に保管しておきましょう。

事後の追及および捜査が可能となります。領収書をもらっておけば、ぼったくり防止だけでなく、万が一タクシーに忘れ物をしてしまった時に荷物の追跡に役立ちますよ。

ぼったくりタクシー防止カード」のダウンロードはURLを貼っておきます。

皆さんは、乗車するタイミングで、「ぼったくりタクシー防止カード」を使ってみましょう!

信頼できるタクシーを選ぶこと

信頼できるタクシー会社をしっかり選ぶことで安全に移動できます。

ホーチミンですと、以下の2社のタクシーなら安全だと言われています。

Vinasun Taxi(ビナサン・タクシー)

白い車体に赤と緑のラインが特徴のタクシーです。

Mai Linh Taxi(マイリン・タクシー)

白い車体に緑のロゴ、または緑一色と2種類の車体があります。

この2社は、ガイドブックなどでも紹介されていて、信頼ができるタクシー会社です。

とはいえ、中にはこの2社のタクシーを装った悪質なタクシーもいます。

空港送迎プラン 専用車手配

空港から市内の宿泊先ホテルまでスムーズに移動できる空港送迎プランも安心です。

空港の出口ゲート付近にて、お客様の名前ボードを持っている日本語が喋れるガイドが待っています。

ベトナム旅行が初めてで、空港到着から宿泊先ホテルまでスムーズかつ安心・安全に移動されたい方におススメです。

ホーチミン空港(タンソンニャット)⇔ホーチミン市内ホテル【日本語ガイド付き】

 

配車タクシーアプリ「Grab(グラブ)」

完全に安全とは言えませんが、以下もおすすめです。

タクシーやライドシェアの車をリアルタイムで呼ぶことができる配車タクシーアプリ「Grab(グラブ)」です。

Uberとほぼ同じシステムですが、支払方法は現金払いも選ぶことができます。

まとめ

今回は運良くぼったくりを回避できましたが、事故・被害に遭うと、せっかくの楽しいご旅行が台無しです。

今回は、ぼったくられても仕方ない状況でしたが、「レヴェリーサイゴン 」のホテルマンには本当に感謝です。

ベトナムでタクシーを乗る注意点は以下です。

要点まとめ
  • 現地通貨が日本円でいくらなのか把握しておくこと。/li>
  • タクシー会社をしっかり選ぶこと。
  • ぼったくりタクシー防止カードを活用すること。
  • メーターが作動しているか確認すること。
  • それでも不安であれば、配車タクシーアプリ「Grab(グラブ)」を活用すること。

以上ですね。

これをせずに、制服を着ているというだけで安心して、ぼったくりタクシー防止カードも出さずに適当なタクシーに乗り込んでしまったわたしは、完全に悪い例のお手本ですね。

こういった注意喚起を怠らず、旅行者としてのマナーを守り、楽しい旅行を過ごしてください!

最後に: タクシーには乗らず「Grab(グラブ)」がおすすめ

わたしは、今回のことがきっかけでトラウマになり、それ以降はタクシーには乗らず、配車タクシーアプリ「Grab(グラブ)」に乗るようになりました。

Grab(グラブ)ですと、行き先はアプリで指定するだけなのでとても簡単です。

また、クレジットカード決済にしておけば乗車時の支払いは不要となり、キャッシュレスで後日クレジットカードで決済になります。

タクシーですとドライバーとの会話が必要ですが、「Grab(グラブ)」ですと、ドライバーとの直接のやり取りが無いので料金面でトラブルが起きる心配がなく、会話も「Hello」と「hank you」で完結します。

「Grab(グラブ)」のおかげで、旅行中トラブルに巻き込まれることなく、安心安全に過ごすことができました。

とても便利なアプリですので、ぜひ使ってみてください。